ここ数日のクリエイティブ的覚書-Inter BEE
先週はInter BEEの会場に毎日いました。職業は一応、クリエイターですから。
ほとんどお知らせしていなかったのですが・・・
Adobeブースのお手伝いでPremiere Proの説明員をしていました。今回のAdobeのアップデートはかなりすごいことなのですが、それは何に使うの・・・的な感じなのかな・・・8Kの編集をネイティブで可能にするとか、HDRビデオを作れるとか、イクイレクタンギュラー方式ではなくスフィア状態での編集ができるとか(この機能は前のバージョンからあったけど今回は画面上の角度指定ではないのかすごい。私も最初は戸惑ったが・・・)
そこで色々、受けた質問から
一番多かった質問
・Encoreのメニュー編集ができない。チャプターが入れられない。
EncoreはCS6までのアプリケーションですのでPremiere ProもPhotshopもCS6にしないと連携できません。
Premiereでインポイントをチャプター設定にしていてもそのメタデータはCS6同士ではないと有効ではないはず。CCで書き出したらEncoreのタイムラインでチャプターを打ち直してください。
またMacでは確かBRディスクの書き出しは出来なかったと思います。(私も何度か失敗してトースターで焼き直している歴史があります)
またCSシリーズは以前のバージョンからDLできますが、あと2年ほどでおそらくサポートは完全に終わってしまいます。
・PhotshopとPremiereの相互の設定がうまくいかない・・・というかPremiereでレイヤーを弄りたい。
方法は二つあり、1つはPSDファイルを新規シーケンスで読み込む。
これはかなり便利な機能になった感じがあります。しかし、レイヤー構造が縦置きでも非表示レイヤーとか多いとかなり面倒な感じになる。レイヤーが多すぎるとその分だけシーケンスのTLも増えて見にくい。
で、いつも私が使っている方法が・・・
Photshopのメニューから書き出し→レイヤーをファイル
さらにここから表示しているものだけを選択できるのでかなり便利です。
その書き出した個別のPSDファイルを読み込めばかなり簡単に素材を扱えます。
(素材が増えますが・・・)
(カラー調整を直接かけたのではなくレイヤーで処理した場合は書けたものとレイヤーを結合してください。)
・ダイナミックリンクがうまくいかない。
昔僕もそれで悩んで・・・Adobe Bridgeがかなり重要なソフトで素材リンクだけでなくソフト同士の連携もBridgeが担っていると思っています。のでもし、うまくいかない場合はBridgeをアップデートしてください。もしくはインストール。
・AfterEffectsは何が変わったの?
1:AfterEffectsの3DプレビューレンダーにC4Dが入ったのでレイトレースより綺麗にテキストなどをディスプレースでき、さらに綺麗。
2:AEのカラーエフェクトにもLumetri カラーが入ったのでPremiereとの連携上エフェクトが外れることがなくなった。さらに8bit→32bitにするとHDRカラーを作ることができる。
・Premiereの他の変更は?
Auditionのエフェクト機能がほぼほぼPremiereに入りました。ので音弄りがかなり楽になったと思います。
他にも色々な質問を受けましたが、とりあえず多かった質問を羅列しました。
ではTGIFの金曜日を・・・
Thanks Gyoza In Friday!
最近ハマっている坦々水餃子。