メシとサツエイとヘンシュウとワタシ

居酒屋探検家で自称:カメラマンと編集さんの私の日々。

ホワイトバランスとメシと季節の関係

最近、ウェブの『ここが美味いベスト5』的なバズ狙いなのか?ランキング記事サイトをよく見ると言うか勝手にタイムラインに上がってくるのだけれど、あれ書いている人は本当にその街の何十軒と店に行って何件も味わって勝手にランキング付けているのだろうか?なんかベスト5だと食べログのトップ5だけ取材して適当な記事を書いているとしか思えない。

ま、食べログ3.0以下の名店を探す事が最近のライフワークになりつつあるのでそんなつまらないランキングは気にしないけど。

で、今日のメシ。
新橋のうさぎやさんにて海老かきあげ蕎麦。ここはフワフワのかき揚げにお出汁も優しく、蒸し麺を湯通しした蕎麦は歯ごたえ抜群。近隣の社長さんがよく食べに来ている。あと名物女将のお話も最高に面白い。

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で、今日は季節とホワイトバランスとメシの関係ですね。
ホワイトバランスについては世のカリスマ達がお話しされているからそこらへんを見て下さい。私?読んでいませんが。

ここら辺を気にして撮影している人ってどれくらい居るのだろう?
今は冬だからメシの写真は私的観測からすると暖色傾向のWBで撮影するのがかなり良いと思うんです。

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ここの店の店内は蛍光灯なので通常のWBは3800~4200K位です。のでこの写真は大体4800位のWBに補整しています。

つまりは冬なので暖かみを出したいというカラーを決め撃ちですね。
何故冬は暖色なのか?

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これはWBを3000Kくらいに補整したもの。

冷色感が強くなり暖かい食べ物も冷たくなってしまい・・・

今が夏だとこの冷色系は生きてきます。逆に暖色系の写真は敬遠されてしまいます。
暑いと冷やし中華とか冷やしタヌキじゃないですか。
暖かいとラーメンとか暖かいものですよね。
冷たいものと暖かいものでカラーを振り分けるのですよ。
色温度の振り分けは適正±500位をメドに。
季節とか時間によってこのWBをいじると言うのもメシを上手く撮影するテクニックというか様々な撮影での現場の雰囲気と言うか空気を出す一つの手段だと言う事です。
といって、やりすぎるとおかしくなるんで程々にね。

ああ、確定申告面倒だ・・・