残念なことに都市再開発は一つの街の歴史を消す。だからその前に商店街で飲む。
私の嫌いなお仕事でデベロッパーという胡散臭い商売がある。
いわば都市開発という肩書きだ。
彼らは多分街の歴史というものより、芸のない・見た目も美しくない高層マンションやオフィスビルを建ててチェーン展開の安定した店を誘致して街をつまらなくしていることに気づかないでいるのだ。
その前に街の歴史を楽しんでおかないと!
だから今週も商店街で飲んだ記録。
経年劣化というか街中の建屋の歴史をみて楽しむのだけど、これが今後再開発で街から消失するとなると一抹の寂しさもある。
と言うことで、立石駅前通り商店街界隈。小さいアーケード商店街だ。
ここで飲んていた友人の柳橋二郎さんがこの稚拙なブログの読者で是非商店街飲みをやってみたいということで急遽やることにした。
柳橋二郎さんのブログ。二郎さんはウチダさんの御常連さんでもある。
(本当は蘭州の餃子とビールが目的だった。運が良ければ鳥房の一番高いやつも)
あそこは商店街なのか?飲み屋の自治会ではないのか?と思われる方いるだろう。れっきとした商店街で惣菜の露店がまた素晴らしい。
駅前のこのフォントがまた素晴らしい。
早速ふらふら歩いてみると名店、うちださんを発見するも今日はスルー。
その先にある珍味屋から戻ってこよう。
ふと覗いたら、こんな素敵な珍味があるではないか!
と言うことで100g程度を購入。
これがまた甘めであっさりした煮方で噛めば噛むほど美味い!骨は多いけどそれも愛嬌。酒のアテとしては最高ですね。また100gは結構ボリュームあります。これだけで1本空いてしまったのですぐに買い足しへ。
そして、隣のさくらいの餃子屋さん。
ほんのりにんにくのパンチの効いた餃子はかなり美味い!
おつまみというかお惣菜屋さんでこれまた悩ましいメニューが多い。
やはりはずせないので名物の餃子を箸もらってその場で食べる。
写真にはないのだがここで売っていたにんにく炒めというにんにくを余すところなく使った塩味の炒め物があり、おお!と言うことで100g購入したが、これが翌々日まで香りを残すという強烈なものだった。二郎のニンニクマシマシ以上は確定だ。あれを食べるとニンニクマシマシは可愛く感じる。
そして、栄寿司の横の八百屋さんでらっきょと(どんだけ香りの強いものを・・・)
目の前のトリゼンさんでささみカツを食べるが・・・
やはりここを抑えないと!
駅前商店街着いたらすぐに目につく愛知屋さん。
この時点で500缶を2本と350を1本入ったので結構酔ってきたがそんなことは言ってられない。迷わず私の好物のレバカツ、その場で食べていく旨を伝えてソースをかけてもらった。
ハイボールにスイッチして正解だった。この揚げたてはもう言うことはない。これは素晴らしい。そろそろ有限会社から株式会社に変えたらどうだ?株主になりますよ、私。もう言うことないです。
この店は常に行列をなしていますがみな同じものを買っているわけではない。この程よいタイミングで提供される「揚げたて」という喜びを買っているのだろうと推測する。
と言うことで京成立石=大人のUSJの商店街で飲むといっても総移動距離は150m。だがその内容ははっきり言ってどこの商店街にも引けを取らない。残念なことにシャッターが増えている。取り壊しが決まっているからなのだろうか・・・寂しいけど難しいですね・・・
で・・・この後は・・・蘭州で餃子を食べるのであった。
なぜこのタイミングで急いで書いているのか?
今日のモヤモヤさまぁ〜ずが立石で・・・その後に書くと店が出たから行ったんだ!と言われるのがね・・・最近のあの番組は昔のようにこういう所寄らないから多分出ないと思うけどw