レッドリスト食堂・・・今行って食べたほうがいい!というシリーズをちょっとやってみる vol.1
私の愛読書に敬愛するなぎら健壱さんの「絶滅食堂で逢いましょう」という本がある。
絶滅食堂で逢いましょう―なぎら健壱が行く東京の酒場・食堂・喫茶店
- 作者: なぎら健壱
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 40回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
もうない食堂もある。
それは昔ながらの中華(街中華とも日式中華とも言われる)もそうだし、ここで色々無くなっていくお店が多い。大概は跡取りがいないことが多い。現に、門前仲町にある楽楽さんは今月末で80年近い歴史に幕を降ろす。(チャーハンなどを見ると高橋の楽楽と同系列?ま、こっちもご年配の方達がやっている。)
その前に記憶に残さないと!と勝手に思い・・・勝手に自分の中のレッドリストを作成して勝手に綴る。題して・・・レッドリスト食堂。
と言ってもその店は別に閉店するわけではないのでご注意を。
で、今回取り上げるのは錦糸町駅から歩いて5分くらいのところにある
「沖縄亭」
もう50年、この地でやっているそうだ。
御歳86歳のおばあさんが店子で優しさが溢れるお店でもある。
まず頼むべきはこの野菜たっぷりの餃子。
味わい深く、またこんがり焼けた感じがまさにストロングスタイル。
この日はポテサラ男爵
と、コロッケ女子
と、前・魚屋(ブログやっていたかな?多分やっていない)をここに呼んだ。
で、次に来たのは・・・
チャーシュー。最近のチャーシュー盛りはどちらかというと豪快さを求めることが多いけど、ここはこじんまりと可愛い盛り付けのチャーシュー。これがまたいいです。
ワンタン(麺はなし)
一言で言うなら、優しい。そして結構なボリューム。
麺が入るとボリュームがかなり増すので気をつけたほうがいい。
私的にこれは涙モノレベルな一品がこのオムライス。
卵の下はポークライス(ケチャップ)でこれがまたすごい美味い!
昨今のフワトロオムライスはどうも私には適合しない。こういうオムライスがやはり好きですね。
もっと頼んだけど、この店のお話をしないと・・・
元々創業当時は沖縄料理を出していたみたいです。3年沖縄料理をやめてしまい・・・で、この日式中華スタイルを50年近く続けているみたいです。
沖縄亭はその名残で・・・今更変える予定はないそうです。
ちなみにこのお店には沖縄の方は誰もいません。
でもいいんです。
でも行ったほうがいいですが、店子のおばあさんをちゃんと労ってください。
沖縄亭
東京都墨田区江東橋4丁目14−4